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!!使える!!経済の基礎知識から応用まで
Economics Today
2000/10/9号
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みなさん、こんにちは。片山です。
日本に帰ってまいりました。もう慣れましたが、2・3日は時差ぼけや
視界が全然違うことなど、違和感があったものです。
さて、今号はちょっと通常とは違うバージョンです。
マガジンアンケートに続き、読者の方の意見を募集なのですが、それは
「税制改革」についてです。詳細は以下に書きます。
それから、読者の方が6000人を超えました。みなさまのおかげです。
有難うございました。1万人を目標にがんばります。
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■目次
1 税制改革の視点1
2 編集後記
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1 税制改革の視点1
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日本は現在様々な構造改革が行われています。
その中で税制は、国民の生活や企業経営に大きく影響を与えるファクターです。
財政構造改革に向けて、この分野もよりよい方向での改善がのぞまれます。
長期的なトピックとしては、まず消費税があります。景気に中立的(好況、
不況に左右されにくい)で、現在の財政赤字解消のためには、将来的に10%
程度まで上昇することも考えられます。ただ消費自体が低迷するので、それが
マクロ経済に与えるインパクトを考える必要があります。
また株式に関しては、申告一本化の問題もあります。今は源泉分離と申告分離の
2つですが、これを申告に一本化しようというものです。投資家にとっては
その方が増税になる可能性があり、東京マーケットのマネーが減少する、という
マイナスのインパクトもあります。こうした問題は税収だけでなく、それの
与えるトータルなインパクトを考慮する必要があるわけです。
逆に住宅ローン減税のように(もう終了しましたが)、住宅投資を増やすために
一時的に住宅ローン支払いを減税の対象にすれば、投資は増えます。これは
税収よりも、マクロ経済を重視した戦略です。
こうしたように、一概に改革といっても、増税することになれば、もちろん
反対の意見も出るわけです。そこで、税制改革について、みなさんに
お聞きしたいと考えています。それは特に以下のようなポイントについてです。
---
1 今ある税について、どう改革したらよいか。その影響はどうか。
(その改革は、税収に関しては「増税」「減税」「不明」を書いて下さい)
2 新規に税を創設するとしたら、どの分野で、その影響はどんなものか。
3 全体として、財政赤字を解消するために増税する事はどうか。
---
全部に答えていただかなくて結構ですし、この質問にあてはまらなくても全然
OKです。(たとえば景気のための期間限定の政策減税のアイディアでも)
また税の分野もどこでもかまいません。
ex:金融、不動産、証券、消費税、外形標準課税、所得税の課税最低限など
「改革」というキーワードで、かつ具体案に近いようなご意見をお待ちします。
また掲載させていただく可能性がありますので、もしご希望にならない場合は
その旨明記ください。次号は、税金に関する簡単な知識の整理をして、僕のも
含めアイディアも掲載したいと思っています。
よろしくお願いします。
アドレス:katayama@netjoy.ne.jp
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ご意見・質問などは気軽にこのアドレスに---- katayama@netjoy.ne.jp
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2 編集後記
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簡単な状況説明とご意見募集のお知らせでした。
鳥取の方、地震は大丈夫でしたでしょうか?
ヨーロッパは建物が古く、しかも石作りが多いですが、これは「地震がない」
というのも1つのファクターなんでしょうね。もちろん土地が広くて、
せせこましく作らなくてもよい、材料が豊富、なども要因でしょうが。
とはいいつつ、ヨーロッパ内の各都市でも街並みが全然違うので、そこから
先はやはりデザイナーのセンスでしょうか。
どーでもいいことでしたが(笑)、みなさんのご意見お待ちします。
では。
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発行部数:6046 部
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